家が片づいていないのもわかっている。
仕事のことも、これからどうするか考えなきゃいけない。
でもーーー
「何をしていいのかわからない」。
そんなふうにモヤモヤしながら過ごしていたのが、わたしが片づけを本格的に始めようと思ったころのことです。
当時、仕事を休職して、半年ほどがたっていました。
「何かしなきゃ」と思うけど、やる気が出ない。片づけも気になっているのに、手が止まる。そんな日々を繰り返していました。
それから5年。
休職中に、家を「こんまり」して、
少しずつ、少しずつ、心も暮らしも整っていきました。
いま振り返って思うのは、
あのとき、無理に何かをしようとしなくてよかったんだ、ということ。
「何をしていいかわからない」あの時間こそ、ただリラックスして、自分をゆるめるための時間だったんだと、今なら思えます。
今回は、そんな休職中のわたしが救われた、ある一冊の本からの言葉をご紹介します🌷✨
📖 書籍『そのままのあなたが、とってもすき』に救われた言葉
こんまりさんのブログで紹介されていた、
『そのままのあなたが、とってもすき』(上原愛加さん 著)という本。
「寝る前のふんわりタイムに心からおすすめの一冊」と書かれていて、
気になって読んでみたんです。
その中の13ページにあった一文ーー
「何もしなくて大丈夫」
この言葉に出会ったとき、
「何をしていいのかわからない」ってモヤモヤしていた、あのときの私に届けたかった…と心から思いました。
「何かしなきゃ」と思いながら、
片づけも、仕事のことも、
何もかもが手につかなくて。
そんな時期にこの言葉がスッと入ってきたのは、
15ページに書かれていたこんな言葉のおかげかもしれません。
「なぜなら、いま、あなたの中で”魔法の種”が、花開いているから」
🫶 片づけたくない。何もしたくない。それでも、だいじょうぶ。

魔法の種が花開くと、そこから素敵なパワーがあふれだし、
どうしたらいいかわからないような問題もあっという間に、解決されちゃいます!
だからなんとかしなくちゃ!ってがんばらなくてだいじょうぶ
魔法の種のパワーにまかせておけば、すべてうまくいくのですから
そのままのあなたが、とっても♡好き 上原愛加:著 P16
これは、きっと正解で、あの人生どん底、何やっても上手くいかないという時期から、素敵なパワーみたいなのがすこづつ少しずつでてきていたように思います。
✨「ときめき」で選ぶ片づけでわかったこと
こんまり片づけでたくさんのモノに向き合った中で、
強く実感したことがあります。
それはーー
心が重く感じるモノや行動は、いったん手放してもいい。
たとえば、モノを手に取ったときに
「(はぁ…)」と心がズーンと重くなるもの。
そんなときは、
「ありがとう」と感謝を伝えて、手放していく。
それを続けていくと、
気づけばお家の中は「心が軽くなるモノ」だけに。
そして、
片づけだけじゃなく、行動や考え方も、同じなんだなと気づいたんです。
🌷「何もしない」が、ときには正解♡
今でも「これやっとかなきゃな」と思うときはあるけれど、「ん〜、気がのらないな…」というときは、無理しないで、
「今いちばんやりたいこと」を先にやってみるようにしています。
すると、不思議とそのあとで
急に気分がのってきたり、
ふといいアイディアが降ってきたりするから不思議です🌱✨

片づけなきゃなのはわかってる。
でも、重い腰があがらないときは…
片づけない!も正解。
何もしない!も正解。
それが、今日お伝えしたかったことでした☺️💕