こんにちは。
こんまり流片づけコンサルタントのまえだみゆきです。
こんなお悩みはありませんか?
- 収納したいけどすっきりしない
- どう収納していいかわからない
- 着たい服がすぐみつからない
- 服がたくさんあるのに買ってしまう
今回は、服をすっきり収納するための片づけの手順とアイディアを紹介します。
こんまり流の片づけでは、「衣替えのいらない収納」をおすすめしていますが、「できるかしら・・」と不安に思ってしまう方に向けても、すっきりした収納ができるようにお伝えしていきますね。
服をたくさんお持ちの場合や、季節別に「わけて収納することにときめく」のであれば、あなたの「ときめく収納」を優先してください🥰
衣類が、色々な部屋に分散されている場合は、すべての服の整理が終わるまでは「仮収納」という気持ちで、
空いたスペースに、仮で収納を決めて戻しながら進めてみてくださいね。
すべての服の整理が終わったら、最終的にどこに何を置きたいかイメージしながら収納を決めていきましょう!
この記事を上から順番に読むと、今すぐ服を片づけて「収納をすっきりさせたい!」という気持ちになって、あなたのお家のクローゼットやタンスの中を整理したくなりますよ💕
ぜひ、最後まで読んでみてくださいね。
服の収納の仕方は大きくわけて2つ
まずはじめに、服の収納には大きくわけて2つあります。
- かけて並べる収納
- たたんで並べる収納
これを理解しておくだけでも、頭の中がすっきりします♡

かけてない、たたんでいない、このような服たちが部屋に散乱しているだけで、片づけなきゃ…(はぁ…ため息😮💨)っていう気持ちになりませんか?
まずは、
- かけて並べる服として収納したいのか
- たたんで並べる服として収納したいのか
決めましょう。
かけて並べる収納

コートなどかけた方がかさばらない服は、かけて収納していきます。
かけた方が収納や日常の片づけが楽!と、考える方も多いのではないでしょうか?
かける収納スペースがたくさんある場合はおすすめなのですが、限られた収納の中ですっきり収納するためには、たたむ収納がおすすめです!
たたんで並べる収納

たたんで並べる収納をお勧めする理由、それは「圧倒的に収納力がある」からです!
私の片づけレッスンを受けている方も、服を捨てたわけじゃないのに、たたんでみるとお持ちの収納に、すべてスッキリ収まってしまったということはよくあります。

また、丁寧に畳まれた服は着た時の心地ちよさが違うんです♡
騙されたと思って、たたんで並べる収納も是非取り入れてみてくださいね🪄
たためる服は、ぜひ、手のひらから愛情を伝えるように丁寧にたたんで収納していきましょう!

(手のひらで畳む:こんまり流の片づけで、はずせないポイントです❣️)
服を収納する前の片づけ手順5つ
今度こそ「服をすっきり収納したい!」と思っている方が、収納を考える前にやるべき5つの手順をお伝えします。
では、まず始めに、なぜ、服の収納する前の5つの手順が必要なのかお伝えしますね。
0.収納する前に5つの手順が必要な理由!
それは「持っている服の全体量を把握しておくため」です。
自分が、どんな服をどれくらい持っているかを把握できていれば、どれくらいのスペースがあればいいということがわかります!
例えば、おにぎり2個分をケースに入れたいのに、おにぎり1個用のケース買わないですよね?

自分が、どれくらいの服を持っているかわからないのに、
✅収納を決めようとしたり、
✅収納ケースを買ってしまうから、
服の収納に失敗します。
そして、「持っている服の全体量がわからない」と、
- 探すのに時間がかかったり
- 着てない服がクローゼットに収納されてたり
- 着たい服が収納できずに部屋に置きっぱなし!
という悩みもでてきます・・・。
このような状況にならないためにも、「服を収納する前にやる5つの手順」をお伝えしますね♡
1.カテゴリー別に一箇所に全部出す

服の全体量を把握するために、お持ちの服すべてをカテゴリー別に一箇所に出します。
服のカテゴリー
・トップス
・ボトムス&ワンピース
・アウター&スーツ
・靴下
・下着類
服をすべて一箇所に出せない場合は、カテゴリーごとに一箇所にすべて出して、自分が何をどれくらいもっているかを把握します。
2.ときめくモノだけを残す

服をすべて一箇所出して気づくことは、「こんなに持ってたんだ」と、自分が持っている服の多さに驚く方がほとんどです。
今度こそ「服をすっきり収納したい!」と思っている方は、一箇所に出した服から「ときめく服」から選んで、「残す服をあなたのときめきで厳選」してみてください。
もちろん「すべてときめく服(着たい服)」であれば、すべて残しましょう!ときめかない服があれば、「ありがとう」を伝えて手放していきましょう。
3.手のひらで丁寧に畳む

ときめく服(着たい・残したい服)が選べたら、服をたたんでいきます。
今度こそ「服をすっきり収納したい!」と思っている方は、たためる服は1つ1つ丁寧に、たたんでみてください。
丁寧にたたむことで、もう1つ気づくことがあります。それは、毛玉や汚れなどに気づきやすいことです。
毛玉や汚れをきれいにしてでも着たい!と思う服であれば、「ときめく服」として残してあげましょう🥰
そうでなければ、お役目が終わったことに感謝して「ありがとう」の気持ちで手放していきましょう🙏
4.服の全量を把握する

たためる服をすべて畳んだら、「服の全体量を把握します」。
自分が、どんな服をどれくらい持っているかを把握できていれば、どれくらいのスペースがあればいいということがわかります!
👇服の全体量を把握していることで、
以下のことが防げます
・服があるのに服がない!と思ってしまう
・服選びに時間がかかってイライラする
・着てない服がいっぱいあってモヤモヤする
(時間とお金の節約にもなりますね!)
また、服を収納していた場所から全て出しているので、「探しやすくて取りやすい場所」に収めていくことができます。
5.収納場所を決めて納める

収納する順番は、
①かける収納
②たたむ収納
です。
まず、かける服から、収納場所を決めていきます。
コートや厚手のアウター等、たためない服や、どうしてもたたんで収納したくない服ですね。
本当は「どこに何がかけてあれば嬉しい(取りやすい)」のか、自分に聞いてみてくださいね!
次に、たたんだ服(ボトムス、トップス、下着、靴下など)を、棚や収納ケースに収めていきます。
- かける服の収納方法
- たたむ服の収納方法
については、
次で詳しくお伝えしていきますね!
かける服の収納方法
今度こそ「服をすっきり収納したい!」と思っている方は、是非、お持ちの「ハンガーのときめきチェック」もしてみてください!
例えば、お持ちのハンガーを、
新しく買え揃えなくても、
・同じ色で揃える
・同じ形で揃える
これだけでも、かける収納が、すっきりした見た目になりますよ!

クリーニングからもらったハンガーだとしても、その中でも使いやすい、形がそろっているハンガーから使うといいかもしれません😊
かける服の収納の前に、「ハンガーもときめかせて」いきましょう💕
ハンガーは右肩上がりに収納

ハンガーにかけてしまう服は、右肩上がりに並べていきます。
左側に、長いコートや重さを感じる服などをかけていきます。右側にいくにつれて、短く、軽さを感じる服をかけていくのがおすすめです。
冬に着る服がまとまっているほうが「ときめく」のであれば、季節別に並べて、取りやすいところに配置するのもいいかもしれませんね!
「右肩上がりに並べる」これは、必須ではありません。
ときめく順番に並べたら、「右肩上がりに”ならない”ですけどいいですか?」とご質問いただくことがあります。ご自身で「この並びがいい!」と思えば、それが正解です💕
まずは、右肩上がりに並べてみて、どう感じるか試してみましょう!✨
ボトムスやスカートの収納
ボトムスやスカートをたたまずにかけて収納したい方もいるのではないでしょうか?
その場合の、ボトムスやスカートのかけてしまう収納についてもお伝えしますね。
参考になったら嬉しいです。
専用ハンガーを使う

(片づけレッスン生徒さんのafter写真をおかりしてます🙏✨ありがとうございます)
既に、ボトムやスカート収納専用のハンガーをお持ちであれば、専用ハンガーを使いましょう。同じカテゴリーで並べて収納すると、すっきりみえます!
他のこんまり流片づけコンサルタントさんや、片づけレッスンで伺ったときに、生徒さんがおすすめしてくれたハンガーをご紹介します。
専用ハンガーがない場合は?
既にお持ちのハンガーを利用します。

(片づけレッスン生徒さんのafter写真をおかりしてます🙏✨ありがとうございます)
👆写真のように、かけて並べて収納してみますか?と、お聞きすることがあります。
スカートやパンツを、半分に折って、ハンガーにかけて収納することにモヤモヤがなければ、おすすめです。
たたんだ服の収納方法

かける服の収納が終わったら、たたんだ服の収納をしていきます。
たたんだ服の収納方法の基本は、
✔︎四角形にたたんだ服を
✔︎引き出しに立てて並べる
です。
収納していくときも、カテゴリー別を意識しながら、引き出しに収納していきましょう。
ボトムスを形・素材の感じで分ける
丁寧にたたんだボトムスを、カテゴリー別にわけて、
その後、収納する場所を決めます。
大分類としては、
✔︎パンツ
✔︎スカート
✔︎ワンピース
さらに、
✔︎厚手
✔︎薄手
素材別がいい方は
✔︎コットンぽい
✔︎ウールぽい
など、雰囲気でわけてもOKです。

ボトムスは色を意識し、立てて収納
カテゴリー別にわけたら、色を意識して立てて並べて収納していくと、きれいなグラデーションになって、ときめきます♡
もちろん「ときめき」は人ぞれぞれなので、色別ではなく、素材別に並べたほうが「しっくりくる」という場合は、素材別にならべてもOKです!
トップスを形・素材の感じで分ける
丁寧に畳んだトップスを、カテゴリー別にわけて、カテゴリーごとに収納する場所を決めます。

大分類としては、
✔︎厚手
✔︎薄手
さらに、
✔︎セーター
✔︎パーカー
✔︎スエット
✔︎ブラウス
✔︎カーディガン
✔︎Tシャツ
✔︎キャミソール
トップスも色を意識して立てて収納
トップスは種類も枚数も多いですよね!
なので、複数の引き出しにわけて収納することが多いです。

その場合は、
✔︎上段に薄手のモノ
✔︎下段に厚手のモノ
さらに、
✔︎濃い色は奥
✔︎薄い色は手前
そんな感じで並べると、見た目にもきれいに収納することができます。
引き出しの奥行きが長い場合や、引き出しと自分が並行になるように並べることに「ときめかない」場合は、引き出しと自分が垂直になるように並べると「とりやすい・見やすい」という方もいらっしゃいます。
その場合は、
✔︎濃い色は左側
✔︎薄い色は右側
と並べると見た目にもきれいに収納することができます
引き出しに収納していく際の順番

引き出しに服をしまったら、タンスや衣装ケースの箱を下の収納に戻していきます。
服の重さを意識して収納する
タンスや衣装ケースへの収納の仕方をお伝えします!

①下段はボトムスや厚手のトップス
②上段になるほど薄手のトップス
③最上段は軽めの衣類小物や下着
このような感じです。
👇わかりやすく、写真付きで紹介します。
下段はボトムスなど重いモノを収納する

👆このように下段にボトムス

👆または厚手のトップスなどを収納
「ときめき」は人それぞれなので、
下段に季節以外のモノを置いておいて、中段に「今、着ている、季節のモノを置いておきたい」という方もいらっしゃいましたよ。
上段になるほど軽いモノを収納する
👇下着類や、衣類小物(手袋やマフラー)、
いつも持ち歩くモノなどをおすすめしています。

下着の収納は衣類と同じ場所へ
お風呂上がりに便利だからと、靴下類や下着を洗面台に置いていませんか?と、書籍「人生がときめく片づけの魔法」に書いてあるのを読んで、
「え??、そうなんだー!」と、思いました。
この記事を読んでいるあなたも、そう思いませんでしたか?
なぜ、下着を洗面台に置かないのか、その理由を次で詳しくお伝えしますね。
下着を洗面台に置かない理由

洗面所は「公の場」と考えるため、個人的なモノは各自の服と一緒に「私的な場所」に置くという考え方のようです。
世界的に知られている日本発の片づけメソッド「KonMari / こんまりメソッド」が、そう言っているのなら、「一度やってみよう!」と思い、私も下着類を自分の衣類の場所へ置くようにしました。
よくよく考えてみると、温泉旅館に泊まったときも、着替えを自分の部屋から持っていきますよね?
そう考えると、下着を自分の衣類と同じ場所から取って、お風呂に下着をもっていくことが、楽しくなりましたよ♡
娘や夫も、同じように、自分の服が置いてある場所に、各自下着を収めてます。
下着は引き出し収納の上段がおすすめ
衣類収納の中でも、下着類は引き出しの上段に収納していきます。

こんまり流片づけの中でも、下着のブラは「おブラさま」と書いてあり、「VIP収納」を推奨しています。
つまり、他のモノと混在しないように箱などで仕切って壁をつくり独立したスペースをつくるという「VIP対応」をしてあげるのです!
私も、本の通りに収納ケースの上段に、「おブラさま」を木箱にいれて「VIP収納」をしました。実際にやってみると感じるのですが、すごく気分が上がります!
クローゼットの収納方法のコツ
最後に、クローゼット収納方法のコツを4つお伝えします!
クローゼットを開けるのが楽しくなるように整える

「雑然と並べてある」より、「ときめく服」だけがあるだけでなく、色別や長さ別にきれいに並んでいると、うきうきしそうだな!と、思いませんか?
実際に、これまでお伝えした服の収納手順を、その通りに実践して収納した後、やり切った達成感と嬉しさで、何度もクローゼットを開け閉めしました😊
実際に、片づけレッスンで一緒に衣類を片づけた生徒さんもみなさん同じように感じていらっしゃいます♡

バック類は服の近くに収納

こんまり流片づけの「衣類カテゴリー」では、服だけでなく「バック」のときめきチェックと収納も含まれています。
家のいろんなところに置いてあるバックも、一箇所に集めて、クローゼットにある服の近くにあると、すっきり収納しておくことができますよ。

衣類小物はカゴに入れてコンパクトに
ストールやマフラー、手袋などは、
ときめくかごに入れてコンパクトにまとめて収納しておくのもおすすめです!
よくあるご質問なのですが、一度着たけどすぐ洗わない服についても、すぐ洗わない服置き場所やカゴを準備しておくのもおすすめです♡
毎日持ち歩くモノ置き場を作る

クローゼットや、タンスの引き出しの上段に、普段持ち歩くモノ置き場を作るのもおすすめです。
毎日持ち歩くモノは、かばんの中にいれっぱなし!という方も多いのではないでしょうか。かばんの中身を出す習慣がない方は、めんどうに思われるかもしれません。
だけど、例えば、いざリップを使おうと思ったら、他のバックに入ってて探せなくて、また同じのを購入してしまった。気づけば、同じのが何個もある!というような状況にもなりかねません。
一度、毎日持ち歩くモノを一度かばんから出して、中に入っているモノを出して置く場所を決めてみましょう!
おすすめの収納ケース
それでは、最後におすすめの収納ケースやハンガーをご紹介します。
注意点(服の片づけ前に購入すると失敗する!)
収納する前に5つの手順が必要な理由!というところでもお伝えしましたが、
自分が、どれくらいの服を持っているかわからないのに、収納をきめようとする、または、収納ケースを買ってしまうから、服の片づけに失敗します。

収納をきめようとする、または、収納ケースを買ってしまうから、
服の片づけに失敗する「イメージ画像」
なので、今すぐ購入するのではなく、このような収納ケースがあったらいいなぁ〜とイメージしていただけるといいかなと思います。
Fits / 無印良品 / 空き箱 / 紙袋
片づけレッスンで伺うお家で、よくみる収納ケースは、Fits&無印良品が多いですね!
Fitsを利用している方のときめきポイントは、固さ!という方が多いです。無印良品のケースを利用している方も多いですが、こちらは見た目のシンプルさを優先して買われているようです。

最終的な収納が決まるまでは、とりあえず今お持ちの収納ケースに仮収納し、小さいカテゴリー(靴下や下着類)を仕切るケースなどは、空き箱を利用したり、ときめく紙袋で箱のケース作り、利用することをおすすめします!

実は、服をときめきチェックして収納を決めていくと、今お持ちの収納にぴったり収まることがほとんどです♡
まとめ
最後まで読んでいただき、ありがとうございます!
こんまり流の片づけで服をすっきり収納が「できるかも!」、今すぐ服を片づけて「収納をすっきりさせたい!」という気持ちになっていただけたでしょうか?
何度も、服の収納を考えて実践しているけど、「すっきりしない」「ときめきで選べてるかわからない」などの悩みがでてきたら、お気軽にご相談くださいね!
