こんにちは、こんまり流片づけコンサルタントのまえだみゆきです。
✅すっきり片付いたキッチンを目指したい♡そんなお気持ちはありますか?
この記事を読んで、これならできそう!やってみたい!というお気持ちになって、簡単にできる片づけの一歩を踏み出していただけたら嬉しいです!
結論ですが、
キッチンの片づけは、
「モノ別」に片付けると上手くいきます!
例えば、
💡スーパーの陳列棚を想像してみてください。
✔︎🐟魚コーナーに
🍖お肉の商品が混在してないですよね?
✔︎🥦野菜コーナーに
🐟お魚の商品は並んでないですよね?
「モノ別」に陳列しているから、
探しやすいし覚えやすいんです!
同じ理由で、
キッチンにあるモノを「モノ別」に片づけると、
- 探しやすく
- 戻しやすく
- 掃除しやすい
「すっきり片付いたキッチン」ができあがります!
これから具体的な手順を書きますので、何か1つでも「今からできそう!」ということをみつけながら、最後まで読んでみてくださいね!
キッチンを片付ける前に決めること
片付けで最も大事なことは、
今すぐ手を動かして片付けることではありません。
まず、やることはこの2つです!
- 始める日を決める
- 終わらせる日を決める
期限を決めてすぐに行動すると、達成感を味わえるだけでなく、お家も気持ちすっきりしていきますよ♡
①片付ける日を決める
いつ、キッチンの片付けを始めますか?
手帳を開いて、
時間が取れる日(1時間でも30分でも空いてる日)を確認して、予定を入れます!
👇こんな感じで
「♡楽しくキッチンを片付け始める日♡」
②終わらせたい日を決める
いつ、キッチンの片付けを終わらせたいですか?
手帳を開いて、
この日までにスッキリしたキッチンに片付いたら「嬉しい!最高!」という気持ちで、キッチンの片付けを完了したい日を決めます。
👇こんな感じで
「♡キッチンの片付けが終わる日♡」
キッチンの片付けの具体的な3つの手順
それでは、ここからはキッチンの片付けの具体的な3つの手順について書いていきます。
①理想のキッチンを描く
まず「あなたの理想のキッチン」を描きます。
– どんな気持ちですごしたいかを描く
💡ほんとうは「キッチン」でどんな気持ちになりたいですか?
例えば、
・楽しく料理ができる
・さっと片付いて嬉しい
・ほっと落ち着ける
・わくわくする
・イライラしない
理想のキッチンに片付いたらどんな気持ちでどんな時間をすごしたいですか?
是非、メモ用紙とペンをご用意して、書き出してみてくださいね!✍️
– 空間と時間の使い方を描く
💡ほんとうはどんなキッチン空間で、どんな時間を過ごしたいですか?
例えば、
(空間)
- 必要最低限しか置いてない
- お気に入りしか置いてない
- 誰でも使いやすいキッチン
- 統一感のある色にしたい
- とにかくスッキリ!
(時間)
- 料理がさっと作れる
- お菓子作りも楽しめる
- コーヒーをゆっくり淹れる
- 朝ごはん作りが楽しい
- さっと片づけが終わる
描きながら、わくわくしたり、にっこり嬉しい気持ちになれるかどうかです!(そんなの無理だよ・・・と思わずに、ほんとうはどうしたいですか?と、自分に聞いてみいてくださいね!)
– 理想の食生活も描く
💡ほんとうはどんな食生活を送りたいですか?
例えば、
・シンプルな味付けな食事
・簡単な調理ですませたい
・健康的でバランスがいい食事
・和食系が多めの食事
・その時の気分で楽しみたい
ほんとうは「こんな気持ちで、こんな空間で、こういう時間の使い方がしたくて、こんな食生活を送りたい!」を、描けましたか?
理想のキッチンが描けたら、ここから「手を動かして片づけていきます!」
②モノ別に片付けていく
片づけ終わった後の「理想のキッチン」を目指して「モノ別」に片づけていきます!
1. モノ別に集める
「場所別」ではなく「モノ別」に片づけますので、同じ「モノ」どうしを一箇所に集めます。
例えば、
今回片づけるのが「コップ」だとしたら、
- 食器棚にある「コップ」
- 別の棚に「コップ」
- いただきモノの「コップ」
家にあるあなたが管理している「コップ」を、一箇所に持ってきてくださいね。


一箇所に集めると「こんなに持ってたんだ!」ということに気づくことも多いです!
2. モノ別に見極める
キッチン用品を「モノ別」に集めた後は、1つずつ手にとって「ときめくかどうか」を見極めます。
例えば、
今回片づけるのが「コップ」だとしたら、
まずは、
🌷「一番のお気に入りや好きなコップ(ときめくモノ)」から
- 選ぶ
- 手に取る
- ときめきチェック
注意点は、「捨てるコップ探しから”先に”しないこと」です。
モノを「ときめくかどうか」の基準や価値観は、人それぞれなので、手に取ったときの自分の本音の声にしたがって選ぶことをおすすめしています。
次に、
🌷3つにわけて見極める!
- 残す(ときめき)
- 迷う(グレー)
- 捨てる(ありがとう)
です。
💡迷う(判断に迷う場合の対処法5つ)
✔︎①理想のキッチンを思い出す
- 理想の暮らしを叶えてくれるモノですか?
最初に描いた理想を思い出しながら、1つ手に取ってみると判断しやすくなります。
✔︎②自分の好みかどうかをチェックする
- 好きなデザインや色ですか?
- 使いごこちはどうですか?
- また購入したいですか?
頂きモノだから、、、おまけでついてたから、、、自分の好みかというと・・・というモノもあったりしませんか?
✔︎③使い心地をチェックする
- 機能がいい
- 気分が上がる
- あると助かる!
✔︎④賞味期限を確認する
- 賞味期限は切れてないですか?
- まだ使いたいと思うモノですか?
✔︎⑤迷うモノとして残すと決める
- どうしてもわからない・・・
判断に迷って手が止まってしまうと、片付かなかったまま片づけを終わらせることになり、やる気がどんどんなくなってしまいます。
それを防ぐためにも、例えば「迷ったコップたち」というグループで集めておいて、先に進んでください。
大丈夫です!結果、上手くいきます!
3. モノ別に仮置きする
最後に、モノ別に「仮収納」していきます。
先ほど、
色んなところにあった「コップ」を集めてチェックした後は、


一箇所に集まるように仮収納!

元々ここにあった食器たちは、空いたスペース(別の場所にあったコップを出した場所)に仮移動していただきました。
このように少しずつ「モノ別」に移動させていくと、次の「カテゴリー(モノ)」を片付けていくのも楽になっていきますよ♡
注意点は、キッチンのモノすべてをチェックし終わるまでは、完璧な収納を目指さないことです!
空いてるスペースに、「仮収納♡」という気持ちで仮置き(戻す)しておいてください。
💡最後まで仮収納する理由は2つ
✔︎①「モノ別」に片づけていくとスペースが空いてくる
え、ほんとに空くの?と思うかもしれませんが、モノ別に集めて移動しただけなので、物理的にはちゃんと入ります!
✔︎②「モノ別」に片づけたことで、全体量を容易く把握できる
キッチンにある「モノ」別の片づけが最後まで終わるまでは、チェック済みのモノは「モノ」別になるべく集めながら、置けるところにおいておいてください。
全体量がモノ別に把握できていれば、最後はパズルのように収納が決まっていきます!
参考記事:収納の極意
③最後に収納場所を決める
最後に、「キッチンにあるすべての”モノ別”の片づけが終わったら」、収納場所を決めます。「モノ別」に「ときめき」で選べていたら、備え付けのキッチン収納に収まるようになります。
キッチンがモノ別にときめくモノだけに収納されていると、すっきりした気持ちで楽しい時間がすごせることまちがいなしです!
キッチンの収納例(食べる道具)
お気に入りのお皿、使いやすいお皿、あると便利なお皿、なんとなくではなくて、ちゃんと理由があって存在しているだけで、キッチンにあるモノたちが輝いてみえます♡



食器棚の片付けサンプル Before → After:
(片付け事例)理想のときめくティータイムを想像しながら
一番目につきやすいところに、一番ときめくティータイムセットを配置♡(before → Afterのお写真)


カトラリーの片付けサンプル Before → After:
(片付け事例)さっと探しやすく取り出しやすいキッチンを想像しながら
仲間同士を一緒に、ときめきお箸置きもかわいく配置♡(before → Afterのお写真)



キッチンの収納例(作る道具)
「モノ別」に集まっていると、探しやすいですよね!自分だけでなく、ご家族も使いやすいキッチンになっていきます。




お鍋やキッチンツールを水気が多いシンク下に配置するのもおすすめです!

キッチンの収納例(食品ストック)
食品ストックが一箇所に集まっていることで、探しやすく使いやすく、買いすぎや買い忘れもなくなっていきます。無駄なお金や時間の使い方も減らすことができます!


「モノ別」に片付いていると、買い物してきた後の「買ってきたモノをしまう作業」も、とっても楽になりますよ♡


食品ストックの片付けサンプル Before → After:
(片付け事例)どこに何があるかわかる状態にしたい♡
仲間同士を一緒に、食べたいときにさっととりだせる、残りどれくらいあるかも一目瞭然♡食品ストック置き場へ♡(before → Afterのお写真)


食品ストックの片付けサンプル Before → After:
(片付け事例)大好きなお家にしたい♡
調味料はガスコンロした(湿気が多くない場所)におくのもおすすめです!モノ別に集めて使いたいモノだけ残したので、シンク下にお鍋と食器を置くスペースもできました♡



これで、探しやすく戻しやすく掃除しやすい「すっきり片付いたキッチン」ができあがります!
キッチンを片付けるモノの順番
では、次に、キッチンを片付けるモノの順番についてです!
片付けやすい
「モノ別(大分類3つ)」
- 食べる道具系
- 作る道具系
- 食べるモノ系
片付けに使える時間によって、今日は1つの「モノ(カテゴリー)」だけやろう!と決めて進めていくのも、おすすめです!
①食べる道具:食器やタッパー
- タッパー(保存容器)
- お弁当箱
- 水筒
- コップ
- カトラリー
お箸
スプーン
フォーク
ナイフ - 割り箸
- お皿
② 作る道具:お鍋やキッチンツール
- キッチンツール
- お鍋
- お菓子作りの道具
- 調理家電
- キッチン小物
- お弁当グッズ
- 布系小物
- 袋
- ラップ
- キッチン用お掃除グッズ
③食べモノ:食材ストック
- 缶詰
- レトルト
- お菓子
- 乾物
- 食材ストック
“モノ別”上からやるだけリスト!
ここからダウンロードしてお使いください!♡
キッチンの片付けで注意ポイント
キッチンを片付ける上で注意しておいてほしいことが、5つあります!
基本は「なんとなく持つのをやめる」ことです。
いつの間にか、なんとなく溜まっていくキッチン小物。
残すと決めたモノは、「なんとなく持っているモノ」ではなく、「一緒に暮らすモノ」として、大事に扱っていくようにしましょう。
では、5つを詳しく紹介していきます!
1.掃除のしやすさを意識する
片付けをしたときに、その後の掃除のしやすさを意識しながら収納(戻す場所)を決めるのがおすすめです。
そのために、
ガスまわりや水回りは「何も置かない」を心がけていますが、
これは基本であって、
必須ではありません。
掃除のしやすさは、モノの定位置(戻す場所)を決めておくことが重要です。
なぜなら、掃除がモノを移動して掃除をするという流れになると、掃除時間前に片付け時間が追加され、お掃除モチベーションがさがります!
なので、戻しやすさ戻したくなる収納にすることを意識しながら、置き場所を決めていくのがおすすめです
2.できるだけ仲間同士を近くに配置する
ここまで読んでくださった方には、「モノ別」で片付けていくことはもう大丈夫ですね!
「モノ別」になったら、仲間同士を近くに配置すると、探しやすく戻しやすくなります。
例えば、🍖お肉コーナーの横に、加工肉食品があったほうが探しやすいし、思いつきやすいですよね!
タッパー類の近くに水筒を置いたり、連想ゲームのように思い出しやすい配置にするのもおすすめです。
3.スポンジはシンク下に置く
ガスまわりや水回りは
「何も置かない」
これは掃除のしやすさや見た目のスッキリさという観点で、何も置かないことをおすすめしています。
ですが、
スポンジはどこに置くの?
そうお悩みの方も多いのではないでしょうか。
スポンジは固く絞って乾燥させてから、キッチン下のシンク下に置くのがおすすめです!
え、毎回?!めんどう!
わかります。
ここで大切なのは、戻す場所を決めておくということ。
私も毎日は無理ですが、
今日はキッチンをきれいに掃除してスッキリさせたい!というときは、乾燥させてから、シンク下に戻してます。
4.ふきんはシンク下に収納する
ふきんもスポンジと同じくシンク下に収納するのがおすすめです。
取り出しやすいとこからサッと取り出し、使ったらお洗濯、この流れで使ってます!
収納も、自分の好みの基準で
「使いやすさ」なのか、「隠したい」のか、「特別な場所」に置きたいのか、「使い捨てふきんがよさそう」なのか、色々試してみてくださいね!
5.片付けの最後に定位置を決める
最後に、キッチンを「モノ別」に順番に片付けていったら、最後に定位置を決めていきます。
もう一度、最初に描いた「理想のキッチン」を想像してみてください。「モノ別」になっているので、配置換えが簡単にできることにも、嬉しさを感じるとおもいます!
💡ポイント
(片付け事例)理想のときめくティータイムを想像しながら
一番目につきやすいところに、一番ときめくティータイムセットを配置♡(before → Afterのお写真)


これで、使いやすく掃除がしやすく「さっとスッキリ片付くときめく理想のキッチン」の出来上がりです!
キッチンをスッキリ片付けて気分よく料理をしましょう!
私(ご家族)の
ときめくモノだけがあるキッチン♡
私(ご家族)の
ときめくモノだけがある食品庫♡
想像しただけで、嬉しくなりますね!
どこになにがあるかが把握できている、探し物もしなくていい、掃除もしやすく使いやすいキッチンになったら、気分良く料理や片付けができること、間違いなしです!
是非、キッチンを片付ける前に決めること2つを決めて、
簡単にできることは2つ、
キッチンの片づけを、
✔︎始める日を決める
✔︎終わらせる日を決める
こと
「ときめくキッチンの片付け」を進めていきましょう♡
まとめ
最後まで読んでいただき、ありがとうございます!
「これならできそう!」「すっきり片付いたキッチンを目指したい♡」という気持ちになっていただけたでしょうか?
何度も、こんまり流の片づけ(片づけ祭り)を実践しているけど、「すっきりしない」「ときめきで選べてるかわからない」などの悩みがでてきたら、お気軽にご相談くださいね!
