こんにちは、こんまり流片づけコンサルタントのまえだみゆきです。
- 10分で出来る「こんまり」の始め方は?
- 理想の暮らしの描きかたはどうすればいい
- 終わらせるまでの目標設定をしたい…
- 「こんまり」衣類の片づけの進め方は?
無駄な前置きは省いて、早速「こんまりの片づけ」の始め方を解説しますね。
「こんまりの片づけ始め方」まずゴールをイメージする!

「こんまりの片づけ」は、「山を登ること」によく例えられます。
以下が、こんまりで片づけを始めるまでの道のりです!
理想の暮らしの「テーマ」を決める。近くの山なのか、富士山を登りたいのか、エベレストをめざしたいのかで心構えが変わってくる。
理想の空間をイメージする。形がきれいな山、登りやすい(モノがさがしやすい)山なのか。人がいっぱいくるような山なのか。
片づけが終わった部屋でやりたいこと。途中であったかい飲み物のみながらゆっくりしたり、風景を写真に撮りいたくなるような山がいいのか。
片づけが終わった後の気持ちをイメージする。一番多いのは、達成感だったり、見たことのない景色に感動して涙するぐらいの気持ちにな痛いと思うのか、など。
理想の暮らしを考えないというのは、車のナビに目的地を設定しないと行き方がわからないのと同じで、片づけのゴールを決めなければ、途中でモチベーションが下がってしまい、片づけをあきらめてしまいます。
この「理想の暮らし」を考える時間は、10分でもいいので必ず実践してください!
それでは具体的な手順を紹介します!
「こんまり」ときめきで選ぶ片づけを始めよう!

まずは、理想の暮らしのテーマ(山に登る前に登りたい山)を決めましょう!
まず「理想の暮らしのテーマ決め」から始める
暮らしには様々なスタイルがありますが、これから本気の片づけを始める方におすすめなのは「自分が憧れるライフスタイルをすでに実践している人」の暮らしをイメージすることです!
- 既に実践されているのでイメージしやすい
- 無意識にみてしまう人の情報は理想の自分であることが多い
- 部屋に置きたいモノの好みが似ている可能性がある
次に「理想の空間をイメージ」する

次に、理想の暮らしのテーマが決まったら、「理想の空間」をイメージして言語化(メモに書き出すが人に話す)していきましょう。
理想の空間とは、
- どんなモノを置きたいか
- どんなイメージカラーか
- どんな照明の色がいいか
- etc ….
- あなたにとって片づいた家とは?
- 理想のインテリアは?
- 家の中で一番好きな場所は?
- 1〜3で、どうしてそう思うのか
「無理だな・・・」など考えてはいけません!
そして、そう思う理由を言語化していきます。理由は、考えがクリアになって「あなたのしあわせのカタチ」が、具体的に見えてくるからです。
1:理想の片づいたお家空間とは(すっきり?)
理想の空間が言語化できたら、なぜそう思うのかまで書き出していきます!

外にでているモノが少ない方が、落ち着けるから。狭くても広々とした気持ちになれそうだから
2:理想のお家空間のインテリアは?
(木の家具オンレンジの照明が好きだなぁ〜)とか、
他にも、北欧っぽい、おしゃれでカラフル。グレーや白っぽい家具、花瓶や観葉植物がおいてあるような空間もいいですね。

あなたの理想のお家空間のインテリアはどんな感じですか?そして、なぜそう思うのかを、自分に問いかけてみてください。

北欧インテリアに憧れているから。木で作られている家具には暖かみがあって落ち着くから。ほんとは部屋に花を飾るような暮らしがしたい。明るくて色がある家が好きだから! etc …
3:理想の空間、お家で好きな場所は?(本や勉強ができる机がある部屋)
他にも、リビングルームやバスルーム、キッチンやお庭。好きな場所どこかな?と頭の中で考えるだけでもワクワクしてくるかどうかがポイントです!

リビングは家族団らんの場所だから、家族がゆっくり会話できる場所にしたい。バスルームは、香りがいいと落ち着けるしリラックスできる場所だから etc …
ちなみに私は、小さいころから机の上とそこにあたるオレンジの光が好きで、今も昔も変わってないなぁ〜と気づくこともできました。
理想の空間、番外編(実際に行ってみる!)
なんだかここの空間好きだな〜と思う、カフェだったりホテルだったり、ありませんか?
実際に、なんだか好きな場所に行ってみるのもおすすめです。行ったときには、なんでこの場所が好きなんだろうと意識すると、理想の空間をもっとリアルにイメージすることができますよ!
こんまりの片づけ始め方「片づいた部屋でやりたいこと」

次に、理想の空間のイメージと言語化ができたら、「片づいた部屋でやりたいこと」をイメージして言語化(メモに書き出すが人に話す)していきましょう。
上記画像の最後まであともう一踏ん張りです!
暮らしとは、一日一日を過ごしていくこと。
ここまでお読みいただいているあなたはもうお気づきかもしれませんが、

これまでの理想の暮らしのテーマや、理想の空間をイメージしながら、どんどんワクワクしていく感覚があるのがポイントです!
片づけは、楽しい気持ちで続けなければ、途中で挫折してあきらめてしまうからです。
では、続いて、片づいた部屋でどういう時間の使いかたをしたいか、理想の暮らし(理想の時間の使いかた / やりたいこと)を考えていきます。
- 片づいた理想のお家でどんな風にすごしたいですか?
- ほんとうはどんな朝をすごすことが理想の朝時間ですか?
- ほんとはどんな夜をすごすことが理想の夜時間ですか?
※特に「1、2、3」は、こんまりの片づけで人生を変えていく上で超重要になるので、忘れないうちに今すぐに紙に書き出してみましょう!
1:一番やりたいと思っていること
まずやるべきことは「一番やりたいと思っていること」を、1つ意識すること!
「家にモヤモヤしている」 = 「ほんとはやりたいことができていない」と同じなんです!

片づいた理想のお家で「ほんとは」どんな風にすごしたいですか?
ここで本音で自分のココロに正直になって聞いてみてください。ここでほんとはこうしたいというのがわかるかどうかで、「片づけを終わらせられるか」にも、大きな影響を与えます。
2:どんな朝時間をすごしたいか

朝起きてから嬉しい時間をすごせると、1日うまくいく気がするものですね。

理想は細かく書くほど、現実につながりやすくなります。
時間 | 過ごし方 | そのためにお家をどのように片づけたいか |
6:00 | ・窓を開けて空気の入れ替えをした後、ストレッチをして1日を始める | 窓が開けやすく、ストレッチができる片づいた床にしておくこと。 |
6:15 | ・丁寧に洗顔をする ・洗濯機を回して朝食の準備をする | お気に入りの洗顔にする。洗濯仕分けようのカゴを置けるようにする。 |
6:45 | ・床を掃除してサッと着替える ・気分よく化粧をする | 服に悩まないクローゼットにする。お気に入りの1軍の化粧品にしておく。 |
7:15 | ・お気に入りのお皿に朝食を盛る | 心と時間に余裕がある暮らしをめざす。 |
8:00 | ・食器の片づけ、洗濯物を干す | 多すぎるキッチンツールを減らす。お気に入りのお皿だけにする。 |
※理想の朝のすごしかたを描きながら、そんなの無理だよって思うと片づけは思うように進みません。ほんとうに心から望んでいる、「こんな朝時間だったら嬉しいな〜」をイメージしてみてください!
3:どんな夜時間をすごしたいか

お家を片づけて、人生を変えたいなら「1日にいいことと悪いことは同じだけある」嬉しかったことを意識をするように心がけることが大切です。
いい日もあればそうでない日もあるけど、明日に備えて今日1日の疲れを取り、快適に眠るための自分がしたいことをイメージしていきましょう。

あまりつめ込みすぎないようにするのがポイントです!
時間 | 過ごし方 | そのためにお家をどのように片づけたいか |
18:00 | ・帰宅したらメイクを落として着替えて、夕飯を作る | 洗わない服の一時置きコーナーを作る。 |
19:00 | ・家族そろって夕飯を食べる | ダイニングテーブルには何も置いてない状態をキープできるようにする。 |
20:00 | ・食事のあと片づけ(サッと終わる) ・お風呂に入る | 子どもも家族も使いやすいキッチンにする。お風呂は快適に感じる空間にする。 |
21:00 | ・部屋の片づけと軽く掃除をする | 家族もそれぞれの持ち物を片づけられるようにする。 |
22:00 | ・今日に感謝して就寝する | お気に入りのモノしかない寝室にする。 |
※寝るまでの時間の過ごし方で、睡眠の質や翌朝の目覚めも変わってきます。そのために住環境をどのように整えておきたいか、考えておきましょう。
こんまりの片づけ始め方「片づけ終わった時の気持ちをイメージ」

「こんまり」の片づけの始め方、最後は「片づけが終わった時の気持ちをイメージする」です。ここまで、3つ視点から理想の暮らしを描いてきました。ときめきさまでした!
- 理想の暮らしの「テーマ」を決める
- 理想の空間をイメージする
- 片づいた部屋でやりたいことは?
最後は、1〜3を想像しながら片づけが終わって、やりたいことができた状態をイメージしたときにどんな気持ちになっているかを想像します!

どんなお気持ちになってそうですか?(達成感、にやにやがとまらない、幸福感、平穏な気持ち、すっきり、わくわく、うっとり)
ここまでイメージできたら、片づけは終わります!
ほんとうに片づけ終わるんだろうか・・・私も、こんまりの片づけ祭りを始めるまえは半信半疑でした。
でも、ちゃんとこの手順を守って「理想の暮らし」をしっかりと描いて、こんまりの片づけを始めると、ある日「終わった・・・」と思う日がきます。必ず。
「こんまりの片づけ始め方」最後に終了日を決める!
こんまり流の片づけを「片づけ祭り」と呼んでいます。
家にあるすべてのモノを「ときめき」で選び切り、選んで残したすべてのモノの「定位置」を決めること。
この片づけ祭りは、だらだらとやり続けるのではなく、短期間で一気に終わせること。

片づけ祭りをいつ始めて、いつ終わらせるかを決めてしまいましょう!
「片づけ祭り」を終えた後は、使ったら戻すだけの日常の片づけをするだけです。
これまで苦労してきた片づけから解放されて、穏やかに暮らす日がやってくるのです!そう考えると、片づけが楽しいイベントのように思えてきませんか?
こんまり流片づけ「片づけ祭り」期間は?

片づけ祭りを終わらせる期間を決めるための参考にしてみてください。
すぐに終わらせたい短期集中タイプ |
40代、転勤族主婦 Yさんは2週間で終了 2LDKに家族3人暮らし 2週間で4回のレッスンで完了 1回目で衣類から書類まで 2回目で小物類 3回目も小物類 4回目で思い出品 サイズアウトした子どもの服や使わない食器、大量の書類などを手放すことに成功!引越し費用も抑えられました。 |
30代、ワーキングウーマンのKさんは1ヶ月半で終了 1LDKに一人暮らし 1ヶ月半に4回のレッスンで完了 1回目で衣類 2回目で本類と書類 3回目でキッチン以外の小物 4回目でキッチン小物と思い出品 レッスン間に自分でも細かい片づけを進めたので、短期間でテンポ良くでき、最後には自信がつきました。 |
忙しくて余裕がないじっくり少しづつタイプ |
30代、ワーキングマザー Tさんは8ヶ月で終了 5LDKに家族5人暮らし 初めはなかなか手放すことができませんでした。 1ヶ月に1回のレッスン全8回で完了 1〜4回目で衣類から書類 5回目で小物(キッチン) 8回目で完了 5回目くらいから家の中がすっきりし始め、家族も協力して片づけるように。全8回、8ヶ月で家も家族も変われました。 |
40代、超多忙ワーキングウーマンのKさんは1年半で終了 2DKに一人暮らし とにかく服が多く、1回目は8時間休みなくチェック。 数ヶ月に1回のレッスンで全6回で完了 1回目で衣類 2回目で衣類小物 3〜6回目で本、書類、小物、思い出品 今、思えば、有給をとってもっと早く終わらせてもよかったかな。それでも自己流よりサクサク進み嬉しかったです。 |
「こんまり」ときめきで選ぶ片づけの始め方終了!
ここまでお疲れ様でした!ここまで読んでくださり、ありがとうございます。大変でしたよね?
後は、理想の暮らしに向けて手をうごかして「ときめくかどうか」をチェックしていくだけでOKです!
とはいえ「何から始めればいいの?」と悩んでいる方も多いはずです。
こんまりの片づけ成功を手に入れる鍵は、ここで描いた「理想の暮らしを最後の1つまで忘れずに最後まで片づけを続けられるか」です。
ここまでだどり着けずに挫折する人が非常に多いです。あなたは、一人でこれからの理想の暮らしを描けそうですか?片づけを最後までやりきれるか不安なときは、お気軽にご相談くださいね。

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